医療法人産育会 堀病院 産科・婦人科(産婦人科)・小児科 交通アクセス

産科外来

妊婦健診

お腹の赤ちゃんとお母さんが順調な妊娠経過をたどっているかどうか確認させていただきます。異常の早期発見をするために、定期健診のたびに尿検査、血圧・体重測定、腹囲・子宮底の計測をし、超音波検査を行なっています。
妊娠各時期に血液検査、分泌物検査、内診、CTG(NST)検査などを行なっています。

超音波検査の内容

週数に応じて胎児計測、推定体重、胎児の向き、胎盤の位置、臍帯の状態、羊水量、胎児奇形の有無、性別などをチェックしています。

診察のスケジュール

妊娠がわかってから予定日決定(通常8~10週で胎児の頭殿長(CRL)を測定して決めます)まで通常2週間に1度の診察になります。
予定日が決定すると、妊娠カレンダーを作成し、当院オリジナルアルバム(子育てノート)を差し上げます。
(注)妊娠が確認されたら母子手帳を現住所の役所で交付してもらってください。次回から「妊婦健康診査用補助券」が使用できる場合があります。

初期検査の内容(10週-12週頃)
血液型、貧血、感染症(梅毒、風疹、B型肝炎、C型肝炎、ATLA、HIV)
中期検査の内容(28週-30週頃)
貧血、不規則抗体、GBS、クラミジア、肝機能、腎機能
後期検査の内容(36週頃)
貧血、凝固系

健診の周期

初期検査終了後~6ヶ月(23週)まで 4週間に1度
7ヶ月(24週)~8ヶ月(31週)まで 2週間に1度
9ヶ月(32週)~ 10日間に1度
10ヶ月(36週)~ 1週間に1度
予定日超過すると・・・ 3日おき

(注)10ヶ月に入ってからの健診は午前中の早めの時間に受診して下さい。

妊娠中の心がけ

運動を心がけましょう
つわりがおさまってきたら、体を動かすことも心がけましょう
妊娠中に一番良い運動は、お散歩です。

良い姿勢を心がけましょう
お腹が大きくなってくるとお腹を突き出した姿勢になりがちです。
立っているときは、胸をはって、上のほうに引っ張られているような気持での姿勢を心がけましょう。
座るときは、椅子には深く腰をかける、床に座るときはあぐらをかくように心がけましょう。
骨盤を正しい位置に整えると、姿勢がよくなります。

バランスの良い食事を心がけましょう
妊娠中の体重増加は7~12㎏まででがんばりましょう。
便秘にならないように注意しましょう。
塩分控えめの食事を心がけましょう。
貧血予防に鉄分接種を心がけましょう。

楽しい妊婦生活を心がけましょう
何度もある妊娠期ではありません。おなかの中の赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。
わからないこと、心配なことがあれば、健診のときに看護師・助産師にご相談ください。

妊娠中の栄養

妊婦さんによっては元気な赤ちゃんを産んでいただくために栄養面での改善が必要となる場合があります。医師の指示により栄養士から栄養指導を行わせていただきます。

妊娠中のお食事

妊娠中はどんなものを、どの位、どんなことに気をつけて食事をしたら良いのでしょう?
おなかの赤ちゃんにとってお母さんからもらう栄養だけが頼りですから、妊娠と分かると食事と栄養のことが気になりますね。でも、あまり難しく考える必要はありません。最低限の基本を抑えておけば栄養のバランスの取れた食事になります。何より大切なことはお母さんが毎日楽しく健やかに過ごすことです。

栄養バランスのよい食事とは

5大栄養素の働きを知ろう
毎日の食事で大切なことは、エネルギー所要量の範囲で栄養のバランスをとることです。
からだを動かすエネルギーや体温になる。
炭水化物を多く含む食品:
穀類、いも類、砂糖など
からだの機能を正常に保つために必須の栄養素。
ビタミンを多く含む食品:
野菜、果物など
筋肉や血液などからだを構成する主成分になる他、からだを動かすエネルギーになる。
たんぱく質を多く含む食品:
卵、魚類、肉類、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品など
エネルギーになるほか、からだの機能を調節する。
脂質を多く含む食品:
植物油、バター、マーガリン、肉の脂身など
からだの機能を維持・調節する基本の物質。カルシウム、鉄、りん、マグネシウムなど。
ミネラルを多く含む食品:
野菜、果物、海藻、牛乳・乳製品など

食事をするときのポイント

食べ過ぎに気をつけましょう。ゆっくりよく噛んで食べましょう。
1日3回、規則正しく食べましょう。
「主食+主菜+副菜」を献立の基本に考えましょう。
野菜、海藻をたっぷり食べましょう。
1日30品目を目標に、いろいろな食品を組み合わせましょう。
うす味に心がけましょう。
塩分の多い加工食品、インスタント食品のとりすぎに気をつけましょう。

子宮頸癌検査のおすすめ

子宮頚がんは婦人科癌の中で最も多く、初期の段階では無症状のため気付かれないことが多く、進行してから発見されるものが多い状況です。20才以上の方には1年に1度のがん検査をお勧めしています。また、最近ではより若年者の子宮頚がんが問題になってきている事や、妊娠と合併すると進行が早くなる場合もあり、安心して出産していただくためにも妊婦さん全員に検査をお勧めしています。

(注)検査は内診時に子宮の入口を綿棒でこすり取るだけのものです。