HPVワクチンの特性
1.子宮頸がん発症の主要な原因である、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型の感染を予防するワクチンである。
2.HPV16型と18型の持続感染、HPV16型もしくは18型が関与する前癌病変への発症を92.3%~100%予防する。
3.10歳以上の女性が接種対象者である。通常1回目を打ったあと1か月後に2回目、1回目の接種から6か月後に3回目の接種を行う。
(尚、当院では12才以上の女性を対象と致します)
発がん性HPV:16型、18型に感染していると
発がん性HPVの中でも HPV16型やHPV18型に感染していると子宮頸がんの前がん病変への発生率が高まります。
妊婦、産褥、授乳婦への接種
1.妊婦または妊娠している可能性のある婦人への接種は妊娠終了まで延期することが望ましい。
2.授乳中の接種に関する安全性は確立していないので、授乳婦には予防接種の有益性が上回ると判断される場合にのみ接種することが望ましい。
HPVワクチン接種費用 (3回の接種が必要です)
1回 17,850円
(横浜市在住の方は横浜市助成制度をご利用できます。詳細はこちら)
【用法・用量】
10歳以上の女性に、通常、1回0.5mlを初回、1ヶ月後、6ヶ月後に3回、上腕の三角筋部に筋肉内注射をします。(尚、当院では12才以上の女性を対象と致します)3回接種しないと十分な効果が得られませんのでご注意ください。
ただし
このワクチンを接種したからといって100%子宮がんが予防できるとは限りません。
定期的に子宮がん検査は行う必要がありますので、皆さんきちんと受診しましょう。
接種ご希望の方は、当院産婦人科受付までお問い合わせください。
定期的に検診を受けて子宮頸がんを予防しましょう。
子宮は女性の下腹部にある臓器で、お腹の赤ちゃんを育てる重要な役割を果たしています。
この子宮にできるがんを子宮がんと呼んでいますが、子宮がんはがんができる場所によって子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。子宮頸がんと子宮体がんは全く異なるがんで、できる場所が異なるだけでなく、原因やなりやすい年代も異なります。子宮体がんは赤ちゃんが育つ場所(体部)にできるがんで、閉経後の女性(50歳~)に多く見られます。子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、最近では20~30歳代の若い女性に急増しています。
子宮頸がんはヒト・パピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染することが原因であることが明らかになっています。このウイルスは性交渉の経験がある女性の多くが一度は感染したことがあるといわれているくらいありふれたウイルスです。このウイルスに感染しても、多くの場合は自然にウイルスが消えるのですが、ウイルスが消えずに感染が長期化(持続感染)すると、子宮頸がんになる危険性があります。
しかし、ウイルスに感染してからがんになるまで平均10年以上の長い年月がかかります。定期的に子宮頸がん検診を受けていれば、がんになる前に発見・治療をすることができますので、ほぼ100%完治できるだけでなく、子宮も温存できるため、その後の妊娠・出産も可能です。
子宮頸がんからあなたを守るために、子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮頸がん検診を受けなくては・・・と思ってはいても、「恥ずかしい」、「時間がない」 という理由で検診に行かなかったことはありませんか?
子宮頸がんは検診で防ぐことのできるがんです。
20歳を過ぎたら、お住まいの地域の検診所や産婦人科で定期的な検診を受けるのが一番理想的ですが行くことができないときは、自宅で出来る子宮頸がんのリスク因子であるヒト・パピローマウイルス(HPV)のセルフチェックを活用するのも子宮頸がんの予防には大変効果的です。
自宅でヒト・パピローマウイルス(HPV)のセルフチェックをしてみましょう!
自己採取によるヒト・パピローマウイルス(HPV)検査キットです。 この検査はがんを見つけるための細胞診検査ではありません。 この検査では子宮頸がんの原因となるヒト・パピローマウイルスに感染しているかどうかを調べることによって、あなたの子宮頸がん危険度をチェックすることができます。 HPVセルフチェックでは、30歳代でおおよそ10%の女性がHPV陽性(ウイルスに感染している)と判定されます。長期にわたってウイルスに感染していた場合は細胞に異常が出現してくる可能性がありますので、HPV陽性の場合は医療施設で定期的な細胞診検査を受けられることをおすすめします。

下記をクリックし、説明を良くお読みになって、検査申し込みページでお申し込み下さい。子宮頸がん検査(ヒト・パピローマウイルス検査キット)
特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会


堀病院の紹介











